テレビCMで吉永小百合さんが訪れた場所で一躍有名になった¨戸隠神社 奥社¨へマイナスイオンを浴びに行ってきました☺
戸隠神社
▷戸隠神社
戸隠山の麓にあり、紀元前210年に創建され、奥社・中社・九頭竜社・宝光社・火之御子社の五社からなっています。
その五社を参拝する五社巡りも有名で、遊歩道を歩くコースがありますが今回は奥社のみ行ってきました。
▷戸隠山の由来
天照大御神(アマテラスオオミカミ)が弟の乱暴な行いに怒り、天の岩戸に隠れてしまい世界が闇に包まれてしまいました。出てきてほしい神々が相談し、お祭りをして誘き寄せして天照大御神が岩戸を少し開けた時に、天手力雄命(アメノタヂカラオノミコト)が岩戸を放り投げ落ちて¨戸隠山¨になったと言われています。
奥社
奥社まで車では行かれず、2㎞ほどは徒歩になります。
奥社参道入り口周辺には道を挟んで駐車場(有料600円:普通車)とトイレの建物があります。
参道入り口を進むと大鳥居が見えました。
まっすぐな道なのでずっと先まで見えます。
少し歩いて振り返ってみた時の大鳥居です。
歩いても歩いてもまっすぐな道で平坦で歩きやすいです。
▷隋神門
参道入り口から1㎞ほど歩いて約20分のところに赤い藁ぶき屋根の門があります。
二体の随神が、境内に邪悪なものが侵入することを防いでくれています。
隋神門を通りすぎると、樹齢約400年の天然記念物の杉並木参道になります。
約500mにわたって200本以上の杉が並んでいます。
直径が1m以上の巨木が600本以上あるそうです。(最大は直径約230cm)
とても立派な杉並木で空気感も変わり心も清らかになりますね。
(ここがテレビCMされたところかぁ・・・すごいな)
そんな杉並木ですが・・・
所々に植樹している場所もあります。
倒木してしまったようです。
地元有志による「戸隠神社の社と杉並木を守る会」が結成され、調査や伐採、腐朽菌の処理、踏圧の影響を受けない参道の検討を行っていくそうです。
温かく見守っていきたいと思います。
杉並木を歩いている途中で、しめ縄のある穴のあいた木があります。
ここもCMで有名ですね。
(以前は入れたような気もしましたが・・・)
徐々に坂道になり、幅広な階段となり呼吸も荒くなってきました。笑
左に見える鳥居は¨飯綱大明神¨が祀られている小さい神社です。
遊歩道の幅や階段の段差も狭くなり、最初の散歩気分ではなくなります。笑
その先は更に幅も狭くなり「本当に全国的に有名な場所!?」と思うほどです。
階段も長く続いているので、会話をする余裕もなくなってきます。
やっと着きました!!
登り切った先には¨手水¨が見えます。
手と口を清める順番が書いてあります。
可愛らしい手水場ですね!
清めて階段を上ると
奥社にたどり着きました。
思っていたより小さめの御本社ですね。
参拝例を見てから真似て参拝してきました
スポーツ必勝は、意味が分かりますね☺
本社の隣に¨九頭竜社(くずりゅうしゃ)¨があります。
(天手力雄命が奉斎される前の地主神)
(虫歯の神なので、早く治療が終わるようにしっかり参拝しました )
奥社から近いところで木々の隙間から見える戸隠山。
軽い気持ちで行けるような山ではなさそうですね
冬は積雪量が多そうです・・・
こんな小さな滝?も側にあります。
帰りに小ぶりな雨が降ってきてしまいましたが、遊歩道の上を木々が覆いかぶさっているので傘の代わりになってくれていました。
奥社までは、距離があり段差もあるので靴をお勧めします。
地図
〒381-4101 長野県長野市戸隠 3690
営業時間: 9時~17時
電話番号: 0262-54-2001
WEB:https://www.togakushi-jinja.jp/
アクセスは、須坂長野東ICから約35km。
JR長野駅から戸隠キャンプ場行きバスで約1時間ほど、奥社入り口で下車
最後に・・・
杉並木は、幻想的であり人の心を平常に戻してくれる、そんな場所でした。
ただ、現実的なことになると、2000年の歴史のある神社と木々を守って行かなければならない現状もあるようです。双方の考えを持ちながら、大切にしていきたい場所だと思いました。