【福井県】曹洞宗大本山『禅の里永平寺』美しく清らかな心になれる寺

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永平寺正門
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永平寺

福井県にある修行で有名な¨永平寺¨へ行ってきました。

▷永平寺とは?
寛元2年(1244年)に道元禅師によって開かれた座禅修行の道場です。
現在も約150人程のお坊さんが修行をしており、若いお坊さん(雲水)と時々すれ違うことができました。


永平寺の修行は、道元の定めた規則で現在も修行をしています。
修行僧の1日は、座禅→朝課(読経)→行鉢(食事)→作務(掃除)で日常生活そのままが修行となっています。


その修行が一般の私たちでも体験ができます。

・日帰り座禅体験・・・予約不要で1日3回の実施期間内で受付し50分程の体験ができる

・一泊二日座禅体験・・・事前予約必要、精進料理や4回の座禅体験ができる


・旅館のような施設で座禅体験(柏樹関)・・・快適な設備・環境の中で座禅や写経体験ができる
web:https://www.hakujukan-eiheiji.jp/

座禅体験ができるとは知らず、今回は観光のみ

観光

龍門から入り歩道の木々の新緑が、日差しに照らされ輝いています。

もうすでに癒されてます☺

全景図をみるととても広い敷地です。
赤く記された7つの建物(伽藍・がらん)が主要な伽藍であり、『七堂伽藍・しちどうがらん』と呼びます。

手水舎で身も心も浄めます
手を伸ばすと龍の口から自動で水がでます。
山深いせいか、水は冷たいです。

通用門を通り参観料を払い吉祥閣(きちじょうかく)から中へ入っていきます。

寺院を外から回るのではなく、靴を脱いで用意してあるスリッパに履き替え回廊を回ります。
なので、天候の心配はいらないですね。

▷傘松閣(さんしょうかく)
永平寺の寺院の中でも有名な『絵天井の間』の部屋です。

156畳敷きの畳部屋ですが、天井には著名な画家144名による230枚の色彩画が飾られています。

どの画も花と鳥がメインでとても色鮮やかです。
¨かるた¨の色調と似ていると思ったのは私だけでしょうか

院内廊下は修復していることもあり綺麗です。

▷仏殿
明治35年(1902年)に改築され七堂伽藍の中心部となる仏殿。

3つの仏像が祀られており、右から過去・現在・未来の三世を現しているとか。

永平寺は山間にあるので、長い階段があります。
階段は長いですが段差は低めなので、疲れにくいですね。

日々、修行僧の方が掃除していることもあり、廊下や階段はとても綺麗です

▷山門(さんもん)
七堂伽藍の中では1番古い1749年の造立です。

四天王が安置されています。

山門からの景色。
りっぱな杉がたくましく生きています。

平成22年の台風で倒木し伐採された杉の木の年輪です。
年表が記されており、中心には天文21年(1552年)となっているので、樹齢約500年の杉であることが分かります


永平寺と共に生きてきた杉・・・感慨深いですね。

地図

永平寺正門

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