永平寺
福井県にある修行で有名な¨永平寺¨へ行ってきました。
▷永平寺とは?
寛元2年(1244年)に道元禅師によって開かれた座禅修行の道場です。
現在も約150人程のお坊さんが修行をしており、若いお坊さん(雲水)と時々すれ違うことができました。
永平寺の修行は、道元の定めた規則で現在も修行をしています。
修行僧の1日は、座禅→朝課(読経)→行鉢(食事)→作務(掃除)で日常生活そのままが修行となっています。
その修行が一般の私たちでも体験ができます。
座禅体験ができるとは知らず、今回は観光のみ
観光
龍門から入り歩道の木々の新緑が、日差しに照らされ輝いています。
もうすでに癒されてます☺
全景図をみるととても広い敷地です。
赤く記された7つの建物(伽藍・がらん)が主要な伽藍であり、『七堂伽藍・しちどうがらん』と呼びます。
手水舎で身も心も浄めます
手を伸ばすと龍の口から自動で水がでます。
山深いせいか、水は冷たいです。
通用門を通り参観料を払い吉祥閣(きちじょうかく)から中へ入っていきます。
寺院を外から回るのではなく、靴を脱いで用意してあるスリッパに履き替え回廊を回ります。
なので、天候の心配はいらないですね。
▷傘松閣(さんしょうかく)
永平寺の寺院の中でも有名な『絵天井の間』の部屋です。
156畳敷きの畳部屋ですが、天井には著名な画家144名による230枚の色彩画が飾られています。
どの画も花と鳥がメインでとても色鮮やかです。
¨かるた¨の色調と似ていると思ったのは私だけでしょうか
院内廊下は修復していることもあり綺麗です。
▷仏殿
明治35年(1902年)に改築され七堂伽藍の中心部となる仏殿。
3つの仏像が祀られており、右から過去・現在・未来の三世を現しているとか。
永平寺は山間にあるので、長い階段があります。
階段は長いですが段差は低めなので、疲れにくいですね。
日々、修行僧の方が掃除していることもあり、廊下や階段はとても綺麗です
▷山門(さんもん)
七堂伽藍の中では1番古い1749年の造立です。
四天王が安置されています。
山門からの景色。
りっぱな杉がたくましく生きています。
平成22年の台風で倒木し伐採された杉の木の年輪です。
年表が記されており、中心には天文21年(1552年)となっているので、樹齢約500年の杉であることが分かります
永平寺と共に生きてきた杉・・・感慨深いですね。
地図
〒910-1228 福井県吉田郡永平寺町志比5−15
電話番号:0776-63-3102
営業時間:8時30分~16時30分
拝観料:大人500円 小・中学生200円 障がい者手帳持参 200円
web:https://daihonzan-eiheiji.com/
最後に・・・
今回は、下調べせずに行きましたが、永平寺の成り立ちを知ってから拝観に行くと、また違う観点で見れたかもしれません。(福井県に来た目的はこちらです)☺
駐車場は、半杓橋側に本山の有料駐車場があり料金は300円~500円程で龍門まで徒歩で約5分~10分程です。龍門まで緩やかな坂道を上りますが、飲食店やお土産屋さんがあるので、着くまでも楽しいです。
町営駐車場やお土産屋さん等にも駐車場があり、購入すれば駐車場が無料になるシステムです。
永平寺は伽藍がいくつもあり見ごたえのあるお寺でした。
ぜひ、みなさんもいかがでしょうか☺