東尋坊
福井県の観光名所である¨東尋坊¨へ行ってきました。
▷東尋坊とは?
今から1200~1300万年前に起こった火山活動で、マグマが地表近くまで上昇し冷え固まった岩が、日本海の荒波で浸食され地表に出てきた場所です。
溶岩流が冷えて固まる時には、溶岩の体積が収縮し、この収縮する時に5~6角形の柱のような割れ目ができます。これを『柱状節理・ちゅうじょうせつり』と言います。
▷日本最大の柱状節理
東尋坊は、この柱状節理が1kmに渡って続いており、これだけ豪快な岩壁は大変珍しいとのこと。そのため、国の名勝と天然記念物に指定されています。
▷東尋坊の由来
平安時代、福井県勝山市にある平泉寺に¨東尋坊¨と言う僧兵がおり、この僧兵は近隣の住民へ悪態をしていたそうです。
東尋坊には¨あや姫¨と言う意中の女性がいました。そのあや姫をめぐる恋のライバル¨真柄覚念(まがらかくねん)¨が、1182年4月5日に東尋坊を酒盛りへ誘い、酔ったところで崖へ落したそうです。
崖に落ちてから49日間は大荒れとなりその時期になると天候が崩れるそうです。
こんな由来があったとは・・・でも貴重な場所が日本にあって観光できるなんて良い経験です☺
観光
東尋坊は、断崖絶壁に行くまでに商店街が並ぶ道を歩いていきます。
観光地を歩いているって感じがしますね。
商店街を抜け、階段を降りた突き当りが東尋坊です。
もっと断崖絶壁が連なっているかと思いきや、下まで行かれるんですね。
遊覧船乗り場があります。歩道もあり思っていたより安全そうです。
左側から観光していきます。
これが、柱状節理なんですね。
確かにゴツゴツとしていて珍しいです。
途中まで歩道があり、海の側まで行かれるみたいなのでもっと下りてみました。
高低差のある岩を手と足を使って下りてきました。
アスレチックのようで楽しかったです
ここまで行きたい方は、サンダルやヒールだと大変なのでご注意ください。
海水も綺麗で透き通っています。ここが大昔は地中だったなんて、不思議な感覚です
遊覧船乗り場から向かって右側へ来ました。
岩の形から名前がついているようです。
観光客の会話が耳に入りました。「さっき崖から落ちたみたいだからあまり近づくなよ」と話しています。
ちょうどこの日、商店街の並びが終わりになる店の前で救急車が停まっていました。
誰か店内で倒れちゃったのかな・・・としか思っていなかったのですが・・・
足元には十分注意が必要です。
ここが、東尋坊の有名な観光スポット¨大池¨です。高さ25mの絶壁は足がすくみます。
柵もないですし、先ほど観光した左側の岩よりこちらの方が滑りやすく感じます。
観光客が沢山歩いて岩の角が丸くなり滑りやすくなったのでしょうか?
くれぐれも無理はせず気を付けてください。
地図
〒913-0064 福井県坂井市三国町安島64-1
電話番号:0776-82-5515
24時間営業
駐車場:1日500円
〒913-0064 福井県坂井市三国町安島64-1
電話番号:0776-81-3808
FAX番号:0776-82-5088
最後に
今回の東尋坊は、時間の関係で遊覧船には乗りませんでしたが、海上と海下ではまた一味違う景色が見られたのかなと思います。
また思っていたより下まで行ける環境にはなっていましたが、それでもまだ自然の地形が残っているため、観光の際はアクティブに動ける服装が良いと思いました。